THP-4: Religion Charter - 宗教憲章
序文:宗教と現実の共存
研究版
The Horizon Protocol (THP) は、宗教を国家や政治から完全に分離し、個人の内面的な精神性の領域に属するものとして再定義する。共存の基礎は、全ての宗教と思想の上位に、経験的かつ検証可能な 「現実」 を共通の参照基準として位置づけることにある。宗教は、この共通の現実を土台として、それぞれの教義において希望や意味付けを語る自由を有する。
条文版
互いの信仰を尊重する。ただし、いかなる信仰も科学的・医学的事実を否定し、他者の生命や健康に害を及ぼす行為を正当化してはならない。
第1条:信仰の自由と政教分離
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(参照)Lexicon:カルト/科学と医療の不可侵。
研究版
全ての個人は、自らの信仰を自由に選び、探求し、実践し、あるいは放棄する権利を持つ。国家は特定の宗教を優遇または弾圧してはならず、公教育や行政において徹底した政教分離を維持する義務を負う。
条文版
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どんな宗教を信じるか、信じないかは、完全に個人の自由。
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国や政府は、特定の宗教をひいきしたり、いじめたりしてはいけない。
第2条:相互尊重の義務
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(参照)Lexicon:カルト/科学と医療の不可侵。
研究版
全ての信仰者は、他者の信仰と思想を尊重する義務を負う。自らの教義の絶対性を主張し、他者の信仰を「誤り」や「悪」として侮辱・攻撃する行為は、THPが禁じる「不寛容」であり、世界の精神的な平和を破壊する行為と見なされる。
条文版
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他の人の信仰をバカにしたり、間違っていると決めつけたりしてはいけない。
第3条:現実に対する虚偽の禁止
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(参照)Lexicon:カルト/科学と医療の不可侵。
研究版
宗教的名目で行われる、科学的・医学的現実を否定する行為、およびそれを他者に強制する行為は、信仰ではなく「虚偽」であり、禁止される¹。
条文版
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宗教を理由に、科学や医療を否定する「嘘」をついたり、それを人に押し付けたりしてはいけない。
第4条:カルトの定義と排除
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(参照)Lexicon:カルト/科学と医療の不可侵。
研究版
他者の信仰を否定し、社会からの孤立を促し、あるいは信者に対して精神的・経済的な搾取を行う組織は、宗教ではなく「カルト」と定義され、THP倫理憲章に基づき排除の対象となる。
条文版
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人をだましてお金を取ったり、社会から孤立させたりする危ない集団は、宗教ではなくただの「カルト」。許されない。
第5条:現実による救済
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(参照)Lexicon:カルト/科学と医療の不可侵。
研究版
THPの世界観において、「現実」は、森羅万象を通じて普遍的かつ中立的な救済を既に与えている。宗教は、その現実という土台の上で、個別の希望や意味を語る役割を担う。
条文版
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水や太陽、大地といった「現実」は、全ての人を平等に生かしてくれている。宗教は、その感謝の上に成り立つもの。
¹ 詳細はTHP-5: 用語辞書(「カルト」「科学と医療の不可侵」の項)を参照。