🇯🇵 日本の国債は引く手あまた!🇯🇵

ニュースでよく聞く「国の借金」。なんだか大変そう…って思うかもしれないけど、日本の「国債(こくさい)」については、ちょっと違う見方ができるんだ。実は、日本の国債はとっても人気で安全って言われているよ! そのヒミツをQ&Aで見ていこう!

🤔 なんで大丈夫なの? 基本のキホン

日本が発行する国債(国の借金)のほとんどは 「円建て(えんだて)」 だよ。つまり、日本のお金「円」で借りて、「円」で返す約束なんだ。

自分の国のお金(自国通貨)で借金している国は、理論上、その返済ができなくなること( デフォルト )は考えにくいんだ。だって、いざとなれば、日本銀行がお金(円)を発行して、政府に貸すことができるからね。(※もちろん、無限に発行するとインフレの問題が出るから、バランスは大事だよ!)

外国のお金(例えばドル)で借金している国だと、その外国のお金を自分で作れないから、返せなくなるリスクがある。でも、日本は違うんだ!これが日本の国債が安全と言われる大きな理由だよ。

🙋‍♀️ よくあるギモン? Q&Aコーナー 🙋‍♂️

日本の借金って1000兆円以上もあって、世界で一番多いって聞くけど、本当に大丈夫なの?
金額だけ見るとビックリするよね! でも大丈夫。さっき説明したように、そのほとんどが 日本円での借金 だから、返せなくなる心配はまずないんだ 。
それに、政府が借金(国債発行)をすると、それは 誰かの資産(国債を持ってる人のお金) になる。日本の国債は、主に 日本の銀行や保険会社、年金基金、そして日本銀行 がたくさん持っているんだ。つまり、日本の中でお金がグルグル回っているイメージだよ。
昔、ギリシャが財政破綻したけど、日本もそうならない?
良い質問だね! ギリシャが大変だったのは、自分たちで作れないお金「ユーロ」でたくさん借金していたからなんだ。返せなくなっちゃったんだね。
でも日本は、自分たちで管理できる 「円」で借金している 。だから、ギリシャとは状況が全く違うんだよ。アメリカもドル建てだから同じ理由でデフォルトしにくいけど、あちらは法律(債務上限)で時々政治問題になることがあるね 。日本にはそういう仕組みはないから、さらにデフォルトリスクは低いんだ。
国の借金は、将来の私たち世代の負担になるんじゃないの?
これもよく言われる心配だね。「国の借金=家庭の借金」とは考え方がちょっと違うんだ。
たしかに国債を将来返す必要はあるけど、それは将来の政府が、将来の国債を持っている人(主に国内の金融機関など)に返すということ。将来世代は、国債という 「資産」も同時に引き継いでいる ことになるんだ。
本当に大事なのは、借金して集めたお金を、 将来のためになること (教育、インフラ整備、科学技術など)にちゃんと使っているかどうか、だよ。
「円」ってそんなに信用できるお金なの?(ハードカレンシー?)
「ハードカレンシー」っていうのは、国際的に信用があって、貿易などで広く使われる通貨のこと。円も、ドルやユーロと並んで、世界で とても信用されている通貨 の一つだよ !
日本は大きな経済大国だし、政治も安定しているから、世界中の人が円を信頼して使っているんだ。だから、円建ての国債も信用されるんだね。
なんで日本の国債は「引く手あまた(人気)」なの?
理由は大きく2つ!
安全だから! 円建てでデフォルトリスクがほぼゼロだから、世界経済が不安定な時ほど、「安全な資産」として日本の国債が買われることがあるんだ 。
買う人がたくさんいるから! 日本国内の銀行や保険会社などは、法律などで安全な資産(=国債)を一定量持つように勧められていることもあって、安定して国債を買ってくれるんだ。日本銀行も金融政策のためにたくさん買っているよ。詳しくは次のQ&Aも見てみてね!
国債って、具体的にどうやって買われているの?
国債が世の中に出回る流れは、大きく分けて2段階あるんだ。
  1. 発行市場(プライマリー市場):
    まず、政府(財務省)が新しく国債を発行するときは、「入札(にゅうさつ)」といって、主に大きな銀行や証券会社などの 金融機関 だけが直接買うことができるんだ 。この時、金融機関は 「日銀当座預金(にちぎんとうざよきん)」 っていう、日本銀行にある特別な口座のお金を使って国債を買うのがルールなんだよ 。
    入札は、基本的に 「売れ残りが出にくい仕組み」 になっているんだ。それに、銀行にとっては、日銀当座預金にお金を置いておいてもほとんど利息がつかない(むしろマイナス金利の時も!)けど、国債を買えば利息がもらえるから、 国債を買うメリットがある んだ。だから、新しく発行される国債は、ちゃんと金融機関に買われていくんだね。
  2. 流通市場(セカンダリー市場):
    金融機関が買った国債は、その後、金融機関同士や、私たち 個人投資家、会社など の間で売買されるんだ。私たちが銀行や証券会社で国債を買うのは、この流通市場での取引になるよ。
    個人が直接、発行市場の入札に参加することはできないんだね 。
日本の国債の多くは、日本銀行や国内の銀行などが、基本的に 「満期(まんき)まで持ち続ける」 ことを目的に買うことが多いんだ。だから、市場で価格が多少変動しても、すぐに大量に売られたりしにくくて、価格が安定しやすいという特徴もあるよ。
国債って、私たち高校生みたいな個人でも買えるの?
買えるよ! さっきの流通市場の話になるけど、「個人向け国債」という商品があって、銀行や証券会社の窓口やインターネットで、 1万円から 買うことができるんだ。
満期まで持っていれば元本割れしないし、金利ももらえるから、安全な資産運用の方法の一つとして考えられているよ。(※金利は変動するけど、最低0.05%は保証されているんだ。)

まとめ

日本の国債は、円建てで発行されているから、 返済できなくなるリスクは極めて低い! そして、主に国内の金融機関が日銀当座預金を使って安定的に買ってくれる仕組みがあるから、 ちゃんと買われていくし、価格も比較的安定 しているんだね。
だから「引く手あまた」って言われるんだ! 「国の借金が多い!」というニュースに不安になるかもしれないけど、その仕組みを正しく理解すれば、見方が変わってくるはずだよ!